全国1位でも入試で落ちる??~本番で力を発揮するためには問題演習で2つの壁と戦おう!~


受験では

強い人が勝つとは



限りません。



勝った人が強いのです。



大学受験に関しては

「絶対はない」ということはみんな

口を酸っぱくして言います。











実際、 前回の記事で言ったような

思考回路の言語化ができていても

本番で実力が発揮できずに

落ちてしまったという人はいます。



これは噂で聞いた話なのですが、





僕が受験した年に

駿台の東大模試で1位を取った人が

東大に落ちたそうなのです。











東大模試で1位といったら



正真正銘の日本のトップ

なわけです。











だから、

東大の理Ⅲ

(医学部、100人も?定員あり)



でも余裕だと思うじゃないですか。



でも、本番で

実力を発揮できなかったと。



その後彼が

辛酸をなめる思いで

もう1年浪人したのか、



それとも妥協に妥協を重ね

他の大学に泣く泣く行ったのか



そこまでは僕は知りません。











ただ、これは単に勉強ができなくて

手が届かなかったというよりも



もっとその後の人生に

影を

落としたのでは

ないでしょうか。











周囲からは

馬鹿にされるのを通り越して

腫物のように扱われ











それまで(口には出してなくても)

下に見ていた人たちが

憧れの東大でのキャンパスライフを、











ましてや理Ⅲの人たちは

東大の中でもちやほやされる

特別な存在になった一方、











自分も

そうなる実力は

十二分にあった

のに…


神様は何で

自分だけに

こんな仕打ちを

したのか…



という非条理なまでの

悲しみ、

絶望に苛まれた

のではないかな、



勝手に想像する僕です。



彼がぐれて

道を外さないことを

願う一方で、









この記事を

読んでいる

あなただけには

そんな思いは決して

してほしくない

と思っています。



なので、今から説明する



「試験時間内に問題を解ききるための

戦略を立てる」ための

問題演習

きっちりやりましょう。











本番で合格点を取るためには、


2つの壁を取り払う必要があります。



①問題選びの壁

②制限時間の壁



①は、合格点を取るために

必要な問題だけを選ぶ



というものです。



言い換えると、

「取れる問題から

確実に取る」



ということなのです。



ちなみに、

東大模試1位の彼が

引っかかったのは

この壁だ

と言われています。











僕もその年受験したので



知っているのですが、

とにかくその年の東大数学は

難しかった。











僕はもうお手上げでした。



とはいえ大問1,2は

まだ

解けなくはなかったのですが、

大問3~6はもう無理。











で、正攻法としては



頭の2問を先に解く



ということになりそうなのですが、



彼はきっと

チャレンジ精神旺盛だった

のでしょうね。



わざわざ難しい問題から

解こうとして、

冒頭の2問まで

手が回らなかったのでしょう。



というか、

それまでの過去問や

東大模試と比較しても

難易度が段違いだったので





動揺した可能性もありますね。











いずれにしろ、

その結果として

数学が

25点/120点だったとか。



(人づてにきいたので

正確かどうかはわかりませんが)











で、その次の日の英語と理科でも

メンタルがやられたのか挽回できず、



というのが色んな筋の情報から

推測されるところだとか。



この事例から言えるのは







彼は、

取れるところから確実に

得点をする

という、







入試における大原則を

ガン無視していたということです。











きっと彼の実力なら

そんなことを考えなくても

それまでは余裕だったのでしょう。



なのでこの記事を読んでいるあなたは



その原則を実践する練習を



問題演習でやる必要がある

ということです。











②の「制限時間の壁」

見落とされることが多いです。



一番典型的な例が



センター数学(特に②)です。



はっきり言って

数②は

難関国公立に受かる人でも



時間的に厳しいものがあります。



なので、







難関国公立志望者が



センター数学対策を怠って

足きりでこける、







ということは

多々あります。











そういった事態を起こさないために

身につける必要があるのは

次の二つです。



①問題の難易度を

見抜いて

取れる問題を

確実に取る力





②時間内に解きぬく

処理能力











単に思考回路を言語化

してあっても、

上の二つがないと

本番で点数は取れません。











なので、そのためには

次のルールを設けた

問題演習が

必要なのです。









☑時間を厳密に決めて

本番と全く同じ形式でやる





☑問題の優先順位を

決めてから解き始める


☑答え合わせでその優先順位が

正しかったかを確認する


これを繰り返していけば、

試験での点数は最大化されます。











あなたが重要な模試や入試、



資格試験を控えているなら、



このルールに沿った問題演習を



最低3回はやりましょう。











それが成績アップへの

最後の壁を

ぶち破ってくれるはずです。

ぜひ実践してみてください!











今日も最後まで読んでいただき

ありがとうございました。


ゆうた

勉強の効率UP~最短最速の成績アップ・合格への道

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